地域が一体となって取り組む“まち運営”(エリアマネジメント)活動の指針として
「開発」から「管理運営」へ、まちづくりのステップが新たな段階を迎えた大崎では、これまでのまちづくり活動の実績を継承しながら、その成果を活かし、地域が一体となった新しいまちの管理運営(エリアマネジメント)活動に取り組むことが必要とされています。
「大崎駅周辺まち運営プラン」は、こうした“まち運営”への取り組みの指針となるもので、まち運営活動の方向性や、活動の主体となる「大崎駅周辺まち運営協議会」について取りまとめたものです。ここには、当プランに基づくエリアマネジメント活動を展開することにより、大崎駅周辺地域の新たな魅力づくりや付加価値向上(ブランディング)を目指すことが掲げられています。
なお、まち運営活動を展開していく際の検討事項のあらましについては以下に示す通りです。
将来像
地域の将来像
・
将来像実現への
ルール運用
方針・方策
安全・安心まちづくり
公開空地・公共空間の活用
取り組み
まち運営の実施体制
プランの実現に向けた
具体的取り組み
「大崎駅周辺まち運営プラン」が策定された背景
状況や時代背景から求められた大崎の新しいまちづくり(まち運営)への取り組み。「まち運営プラン」の策定については、以下の要因からその必要性が広く唱えられていました。
1.“まちづくり”が、新たなステップへ入ったことから…
◉「都市再生緊急整備地域」の指定に基づく開発予定地区の整備は加速化し、その殆どが事業完了となってます。
◉完了した街区ではすでに維持管理が続けられ、また、街区間でまちづくり活動や地域全体でのイベントも開催されています。
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2.国や都によるエリアマネジメント活動への支援が…
エリアマネジメントの推進をまちづくりの大きな柱として位置づけ、新たな制度や支援の創設、規制の緩和など、多くの取り組みが積極的に行われています。
3.エリアマネジメントへのニーズも高まっています…
◉環境や安全・安心への関心の高まりから…
◉まちの維持管理・運営への必要性の高まりから…
◉地域間競争の進行に伴う“地域の魅力づくりニーズ”の高まりから…